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谷川岳一ノ沢右壁左方ルンゼ

Img_3349 3/11(土)前夜発で、谷川に入った。先々週の東尾根から見た右壁のブルーアイスが忘れられずに、icoさんと来てしまった。ロープウェイの駐車場で2時間仮眠して4時出発。2週間の違いだが日の出が30分くらい早まったような気がする。出合に5時半に到着。既に明るく一ノ倉の全景が見渡せる。今日は晴天だ!デブリも幾分か増えているように見える。一ノ沢を苦しみながら詰めていくが、真新しいトレースがあり助けてもらう。でも表層をサラサラと乾燥した細かいアラレのような雪が、絶えず上から流れてきて所々トレースを埋めてしまう。前週にicoさんはとうとうクォークを買った。研ぐ時間が無かったので、鈍器のようなピックで登ることになった。でも暖かくなったのと雨が混じりの雪だったのであろう、グサグサの氷で、ピックを刺してもズズッと下に切ってしまう。もう一度打ち込んでピックの根元まで入れ込んでしまわないとテンションがかけられなかった。ピックを打ち込んで刃先をこぼさないかと気にしながら登る。アイゼンもフロントポインティングでけり込むが、土踏まずまで足を入れないと安心できない。それでも1回蹴りが甘かったのか、ズリッと滑りかけアックスにテンションがかかった。勾配もルンゼなのでそんなにきつくなく、F1~F4までスクリューを入れたのは、2本だけだった。落ちたら終わりだが、そんなに恐れるようなことは無かった。F5の手前まで来たとき先行パーティが降りてきた。よ~く見るとN保氏だった。出だしの取付でも「このビレイポイントを使って」と親切に譲ってくれていたのだが、その時はちっとも気がつかなかった。前日icoさんのメールに谷川のどこかに入ると聞いていたが、まさか同じルートを登るとは思っても見なかった。一体どこから情報が漏れたのだろう?まあそれはいいとして、F5はもう氷が薄すぎて登れないらしい。今回の計画も東尾根まで行き着いてシンセンのコルからおりようと思っていたが、それも出来ないようなのでこのままラッペルで来たルートを下りることにした。ラッペルのアンカーは、登るときに確認していたので、3Pで取り付きまでおりることが出来た。そこから一ノ倉沢に下りるまでが、大変。私のアイゼンのスノーシャットが無いので、ダンゴになり、1回々々アックスでツァッケをたたいて落とさねばならず、面倒くさいので、シリセードで下降。やはりスノーシャットを付けようかなあ、阿弥陀の時も危うく大惨事になるところだったしなぁ。

これで今シーズン最後のアイスクライミングになった。来シーズンにもっと氷のしまった時に、もう一度このルンゼに来たいものだ。1年近くあいだが空くが、その間にピックを研いでイメトレをしておくことにします。

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「アイスクライミング」カテゴリの記事

コメント

そうなんです~♪♪
クォーク最高☆★☆★☆
登りは完璧でしたね。(←?)
今年はもうアイスができないなんて、残念!!
かなりアイスの魅力にはまった今シーズンでした。
また来年のお楽しみ♪♪

投稿: ico☆gets クォーク(^0^)♪ | 2006年3月21日 (火) 09時13分

金さんの1日前の10日(金)夜発で11日(土)に登ってきました。上記URLにアップしてます。今日(3/25)はやはり前夜発日帰りで今期最後のアイスで唐幕左方ルンゼに行って、今帰ってきました。MLで金さんのブログの紹介があったので、寄せていただきました^^

投稿: 西○@新潟 | 2006年3月25日 (土) 20時29分

同日に、一ノ倉尾根に入っていて、
Kシマさんが、この時期だと氷はグズグズじゃないかなぁ
と言っていましたが、
十分楽しんだみたいで良かったです。

一ノ倉尾根は電波が届くらしく、
Kinさんからのメールで、
下山しました。これから温泉に入って酒盛りして翌日帰ります、とあったので、
Kシマさんは、ずっとうらやましがっていました。
でも、性格的にはよっぽどなことがない限り、
敗退なんて考えないみたいですね(笑)

投稿: 森チャン | 2006年4月 3日 (月) 16時00分

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